コンテンツとかコンテンツマーケティングとか最近良く聞くけど
ビッグコマースWEBマーケティング担当のyamです。
中小企業社様のWEBサイト運営を全力サポートすることをモットーに、わかり易くお伝えする記事を少しずつ書き足していっています。
『コンテンツ』や『コンテンツマーケティング』って最近良く聞きませんか?
コンテンツが大事、コンテンツを充実させよう、今やコンテンツマーケティングの時代だ!と。
いや、初めて聞いたけど。という方も一度お目通しください。
現在のWEB業界では切っても切れないワードのひとつですので!
1.コンテンツ=中身
単純な翻訳はこうです。コンテンツ=中身や内容。
あっそう、って感じですよね。
つまりWEBサイトの中身ということです。
でももう現代においてはコンテンツは世の中全てのものに当てはまります。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、全てのものがコンテンツになる可能性があるということです。
私たちの地元福岡に太宰府天満宮という有名な神社があります。
菅原道真公が祀られています。
学問の神様として人気で、受験前はとても多くの参拝者があります。
この太宰府天満宮から2.5㎞ほど“も”離れた場所にある坂本八幡宮が、令和の新元号発表とともに俄かに脚光を浴びました。
令和の元歌が詠まれた、大伴旅人邸があった場所なのです。
これは令和がひとつのコンテンツとなり、坂本八幡宮が新たなコンテンツとなったわけです。
正直、地元民の私たちでもその存在を知りませんでした!(笑)
そしてそこで頂く御朱印も大人気となっています。
そうです、御朱印もまたコンテンツです。いまやブームになっていますね。
アートな御朱印なんかもあって、それがまた神社巡りの火付け役に。
…と何でもコンテンツ化が可能なわけです。
視点をちょっと変えたり、お客様の感情に訴えたり。
貴社の商品やサービス、それだけでなく働いているスタッフやその社内環境。歴史や活動など、コンテンツになり得る素材は無限に存在します。
2.WEBサイトにおけるコンテンツマーケティング
インターネットが広く普及するまでは、マーケティングの方法は『マス広告』が主流でした。
テレビCMに代表されるように、折込チラシや新聞広告、雑誌広告、交通広告など不特定多数のユーザーに向けて、一方的なメッセージを発信するものです。
しかし現在では検索行動が当たり前となり、さらにSNSやブログ等の個人による情報発信が豊かになったことで、ユーザー側に情報の選択権が移りました。
しかもその情報の質や量が格段に増えています。
こうなることでマス広告では個人の欲求を満たすことが難しくなってしまいました。
そこでユーザーそれぞれの解決策に応えるためのコンテンツを作り、情報提供を行っていった。
それがコンテンツマーケティングなのです。
3.お客様のどの欲求段階に情報を提供するのかがコンテンツづくりの原点
“ググる”という言葉があるように、検索行動は今や当然のアクションです。
世の中には情報があふれまくっているので、全てのことを知る、記憶することは難しい。
なので、自分が知りたい情報を自分から取りに行きます。
これを読んでいただいている方も、毎日何かしらの検索行動を行うと思います。
それは基本的には『お悩みの解決策』を探っているはずです。
例えば、こんなお悩みの解決策を検索したことはありませんか? (サイトや店名は仮称です)
>今日は、東京に1人で出張。晩御飯どうしようかなー。
>ホテルは品川駅から近くなので、品川駅周辺で美味しい食事処無いかな?
検索行動【品川駅 飲食店】→検索結果コンテンツ【グルメナビ 品川駅周辺】
>美味しそうだけどなんだかお洒落なお店ばかりで、1人で入店するのはちょっと気がひけるなー。
>もうちょっと入りやすいお店無いかな。
検索行動【品川駅 飲食店 1人でも入りやすい】→検索結果コンテンツ【ヒトリザラ 1人でも入りやすい飲食店】
>あ、この“焼き鳥ポッポ品川”が良さそう。でもこれは広告っぽいし、本当にいい店かな?
検索行動【焼き鳥ポッポ品川 評判】→検索結果コンテンツ【食べたいログ】【出張の達人が行った店ブログ】
>食べたいログの評価の星の数もいい。
>それよりも、この誰かわからないけど出張の達人の評価も高いな。これなら安心して1人で行けそうだ。
私もこういった経験は何度もあります。
WEBサイトがテーマの記事ですので、この検索結果のサイトを全て『コンテンツ』と捉えれば、最終的に判断にいたったのは、誰なのかも知らない人のブログだったりします。
心を動かされるのは、1ユーザーの意見だったりするわけです。
でもその店を探しとめるまでには、どんな店があるのか?どういう店なのか?という欲求を満たしてあげる必要があります。
貴社の商品やサービスに当てはめたとき、どんなコンテンツがそれぞれの欲求時にあれば心動かされますか?
4.まとめ
商品やサービスにより構築すべきコンテンツは異なります。
スタッフが使い方を説明する動画、好感度を増すキャラクターを作る、商品のストーリーを語るブログ、Instagramでビジュアルを提供する、などなど。
あまり難しく考えることではなく、コンテンツをお客様の欲求に合わせて構築していくことでコツコツと集客活動が行えるはずです。