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News
2022.10.25
ECに向いてる?向いてない?

ビッグコマースではEC、つまりオンラインショップのご相談を多く承っております。
中でも業種として圧倒的に多いのが、食品関連のECです。
自社でも食品のECを行っているからかもしれません。
福岡という土地柄かもしれません。

食品は人が生きていくために欠かせないものですし、ジャンルも広く競合の多い業界です。
基本的にはどんな食品でも通販は行われていますが
やはりECに向いている商品、そうでない商品があることも事実です。
 

1.ECに向いていない食品とは


手軽に買える商品

近所のスーパーやコンビニでいつでも購入できる商品はECには向いていません。
それでも販売はされていますが、送料の関係もあり価格でまず勝負できません。
但し、これからの高齢化社会では毎日スーパーに通えない方、重たい米やお酒などの商品の持ち運びに不自由される方にはECの可能性は高まると思います。
今後は高齢者向けのECの、扱いやすさや見やすさが肝となるのではないでしょうか?

利益率の低い商品
電化製品などとは違い、食品は商品単価が基本的にはとても安いです。
しかも保存方法は配送方法も含め、冷蔵や冷凍を必要とするものもありコストは余計に発生します。
ECを行う上では時に広告なども必要となっていきます。
利益率が低いと、この辺りのコストが重くのしかかってきます。
 

2.ECに向いている食品とは?


地域の特産品や期間限定品
わざわざ足を運ばないと買えない地方の商品や、予約でしか買えない期間限定物など。
実店舗で買えないものが買えることがECの最大の魅力です。
その地域にしか無い食材や加工方法、食べ方などがあるとさらに魅力が増します。
予約型の期間限定商品であれば、季節ごとに内容を切り替えることで繰り返し消費者を誘導できるでしょう。

定期購入する商品
食品で定期的に購入するものは何でしょうか?
お米?味噌?コーヒー?ビール?
定期購入をすることで割引などのお得感があればさらに需要は高まります。

コンセプトのある商品(が、まとまっているECなど)
安心安全無添加にこだわっている、ジビエに特化している、日本産ワインだけを取り扱っている等
ECそのものにコンセプトを持たせることで、そのジャンルを好む消費者を獲得することができます。
さらにそのECサイトでしか買えないオリジナル商品などがあれば、ファンを獲得できる可能性はもっと高まります。





さて、上記写真は何でしょう。
イチジクなんです。

とても珍しい品種のイチジクでして、フランス原産の黒イチジク
その名も「ビオレソリエス」と言います。
日本で生産している農家さんは極わずか。しかも10月中旬~下旬の時期にしか手に入りません。

通常のイチジクの倍の値段がしますが、好きで毎年手に入れています。


こんな商品だといいですよね?

2022.01.04
コンテンツとかコンテンツマーケティングとか最近良く聞くけど

ビッグコマースWEBマーケティング担当のyamです。

中小企業社様のWEBサイト運営を全力サポートすることをモットーに、わかり易くお伝えする記事を少しずつ書き足していっています。

『コンテンツ』や『コンテンツマーケティング』って最近良く聞きませんか?
コンテンツが大事、コンテンツを充実させよう、今やコンテンツマーケティングの時代だ!と。
いや、初めて聞いたけど。という方も一度お目通しください。
現在のWEB業界では切っても切れないワードのひとつですので!
 

1.コンテンツ=中身


単純な翻訳はこうです。コンテンツ=中身や内容。
あっそう、って感じですよね。
つまりWEBサイトの中身ということです。
でももう現代においてはコンテンツは世の中全てのものに当てはまります。
ちょっと言い過ぎかもしれませんが、全てのものがコンテンツになる可能性があるということです。
私たちの地元福岡に太宰府天満宮という有名な神社があります。
菅原道真公が祀られています。
学問の神様として人気で、受験前はとても多くの参拝者があります。
この太宰府天満宮から2.5㎞ほど“も”離れた場所にある坂本八幡宮が、令和の新元号発表とともに俄かに脚光を浴びました。
令和の元歌が詠まれた、大伴旅人邸があった場所なのです。
これは令和がひとつのコンテンツとなり、坂本八幡宮が新たなコンテンツとなったわけです。
正直、地元民の私たちでもその存在を知りませんでした!(笑)
そしてそこで頂く御朱印も大人気となっています。
そうです、御朱印もまたコンテンツです。いまやブームになっていますね。
アートな御朱印なんかもあって、それがまた神社巡りの火付け役に。
…と何でもコンテンツ化が可能なわけです。
視点をちょっと変えたり、お客様の感情に訴えたり。
貴社の商品やサービス、それだけでなく働いているスタッフやその社内環境。歴史や活動など、コンテンツになり得る素材は無限に存在します。
 

2.WEBサイトにおけるコンテンツマーケティング


インターネットが広く普及するまでは、マーケティングの方法は『マス広告』が主流でした。
テレビCMに代表されるように、折込チラシや新聞広告、雑誌広告、交通広告など不特定多数のユーザーに向けて、一方的なメッセージを発信するものです。
しかし現在では検索行動が当たり前となり、さらにSNSやブログ等の個人による情報発信が豊かになったことで、ユーザー側に情報の選択権が移りました。
しかもその情報の質や量が格段に増えています。
こうなることでマス広告では個人の欲求を満たすことが難しくなってしまいました。
そこでユーザーそれぞれの解決策に応えるためのコンテンツを作り、情報提供を行っていった。
それがコンテンツマーケティングなのです。
 

3.お客様のどの欲求段階に情報を提供するのかがコンテンツづくりの原点

 

“ググる”という言葉があるように、検索行動は今や当然のアクションです。
世の中には情報があふれまくっているので、全てのことを知る、記憶することは難しい。
なので、自分が知りたい情報を自分から取りに行きます。
これを読んでいただいている方も、毎日何かしらの検索行動を行うと思います。
それは基本的には『お悩みの解決策』を探っているはずです。
例えば、こんなお悩みの解決策を検索したことはありませんか? (サイトや店名は仮称です)


>今日は、東京に1人で出張。晩御飯どうしようかなー。
>ホテルは品川駅から近くなので、品川駅周辺で美味しい食事処無いかな?

検索行動【品川駅 飲食店】→検索結果コンテンツ【グルメナビ 品川駅周辺】


>美味しそうだけどなんだかお洒落なお店ばかりで、1人で入店するのはちょっと気がひけるなー。
>もうちょっと入りやすいお店無いかな。

検索行動【品川駅 飲食店 1人でも入りやすい】→検索結果コンテンツ【ヒトリザラ 1人でも入りやすい飲食店】


>あ、この“焼き鳥ポッポ品川”が良さそう。でもこれは広告っぽいし、本当にいい店かな?

検索行動【焼き鳥ポッポ品川 評判】→検索結果コンテンツ【食べたいログ】【出張の達人が行った店ブログ】


>食べたいログの評価の星の数もいい。
>それよりも、この誰かわからないけど出張の達人の評価も高いな。これなら安心して1人で行けそうだ。
 

私もこういった経験は何度もあります。
WEBサイトがテーマの記事ですので、この検索結果のサイトを全て『コンテンツ』と捉えれば、最終的に判断にいたったのは、誰なのかも知らない人のブログだったりします。
心を動かされるのは、1ユーザーの意見だったりするわけです。
でもその店を探しとめるまでには、どんな店があるのか?どういう店なのか?という欲求を満たしてあげる必要があります。
貴社の商品やサービスに当てはめたとき、どんなコンテンツがそれぞれの欲求時にあれば心動かされますか?
 

4.まとめ

 

商品やサービスにより構築すべきコンテンツは異なります。
スタッフが使い方を説明する動画、好感度を増すキャラクターを作る、商品のストーリーを語るブログ、Instagramでビジュアルを提供する、などなど。
あまり難しく考えることではなく、コンテンツをお客様の欲求に合わせて構築していくことでコツコツと集客活動が行えるはずです。
 

コンテンツマーケティングはビッグコマースへ。中小企業のホームぺージを成果に繋げるための戦略をご提案いたします→  

2021.12.22
ペルソナって何? WEBサイト制作に必要なペルソナ設定はこう考える
ビッグコマースWEBマーケティング担当のyamです。

中小企業のWEB担当者向けに、シンプルでわかりやすい記事を心がけております。

今回は「ペルソナ」について。

「ペルソナ」という言葉を聞いたことはありますか?
マーケティング業界では日常的に使われる用語ですが いわゆる貴社の商品やサービスを届けたいターゲットのことです。

そう言われると、どの会社にも商品を売る先のターゲットは存在しているはずです。
ですので改めて『ペルソナを設定しましょう!』なんて言われても 無駄な作業のような気がしてしまいますね。

でもよく考えてみましょう。
WEBの世界ではあらゆるユーザーが存在しています。
老若男女、趣味嗜好も異なる、地域や国も問わない人たちが毎日様々なWEBサイトを訪問しています。

その無数のユーザーすべてに自社の商品を売り込むことは、とてもハードルが高いと言えますし
広告費だけ考えてみてもかなりの無駄が生じます。
よっぽど広告費に余裕のある大企業なら別の話ですが…。

例えば、注文住宅を販売している会社であるとしましょう。
新たにWEBサイトをつくり、認知度を高めて新規客を増やしていこうと戦略を立てたと仮定します。

これまでは、展示場や訪問営業、紹介などで新規客をとってきていました。

来場もしくは紹介いただいたお客様に どんな家を作りたいか、住みたいかをヒアリングし そこから図面や価格を提案していました。
さて、新たに制作したこの住宅会社のWEBサイトを、新規客はどのようにして訪れるでしょうか?

(ここでは新規客という点に着目します。展示場を見た後にWEBサイトを訪れたユーザーは新規客ではないとみなします)

ここに「ペルソナ」設定が活躍します。
 

1.どうしてペルソナが必要なのか?

 

先ほどの住宅会社で話を進めていきます。
お伝えしたように、WEBは無数のユーザーが存在する世界です。
同じく、多くのWEBサイト(競合も含めて)も存在します。

よってそのWEBサイトが、ユーザーのニーズにマッチするかどうかがとても重要なポイントです。

ユーザーはあらゆる検索語句で、色んなWEBサイトを訪問します。

『注文住宅 激安』
『400万 注文住宅』
『カリフォルニア風住宅』
『平屋住宅 おしゃれ』…etc。

その検索ニーズに応えうるWEBサイトに、ユーザーは敏感に反応します。
自分が検索した意図にピッタリのWEBサイトを見つけると、惹きこまれて熟読します。

もし「カリフォルニア風住宅」で検索したユーザーが訪れたサイトが
「プロヴァンス風住宅」のデザインばかりだとすれば
すぐにそのサイトを去ってしまうはずです。

つまり、WEBサイトをつくって新規客を増やしたいと考えたらまず


『どんなお客様に訪れてほしいか』

をしっかり決めておかないと、新規客はいつまでたっても増えないのです。
(もちろんゼロではないでしょうけど)

こう言うと、 「いや、これまでもあらゆるお客様のニーズに応えてきたからどんな新規客が来ても大丈夫!」
と仰る方が結構いらっしゃいます。
それは対面でしっかりと接客でき、ニーズに対してじっくりと対応できているからだと思います。

しかしWEBサイトでは先にお客様が判断します。
この会社に相談してみようかどうかは、接客する前に判断されてしまうのです。
 

2.具体的にペルソナを設定してみよう

そこでペルソナ設定です。
どんなユーザーにWEBサイトを訪れてほしいかを決めていきます。
具体的であればあるほど望ましいです。
ちなみにこんなことを決めていきます。

ペルソナ設定例

【名前・生年月日】
【職業・家族構成・職歴など】
【行動特性・コミュニケーション手段など】
【ペルソナ自身の課題や目標】
【批判的な意見や懸念材料

実際に記載していくとこんな感じですね。

【名前・生年月日】
  中村健司/1985年7月10日/34歳

【職業・家族構成・職歴など】
  製造メーカー営業 営業主任
  年収550万 賞与年2回
  26歳で転職して現在の職場。成績はまずまずで昨年主任に昇格。
  妻 香織(32歳)自宅近くのカフェでパートタイマー 月収9万円程度で扶養内
  子供2人(小学2年生・女/保育園年長・男)小学生の娘が最近習い事でダンスを始めた。

【行動特性・コミュニケーション手段など】
  自身は次男のため、家を継ぐ必要はない。
  子供が大きくなる前に、校区が変わらない範囲で家を建てたい。

  現在は賃貸の2LDKのアパート(家賃80,000円)
  営業の合間にスマホで色んな住宅情報を見るのが習慣になっている。
  妻は長男が小学生に上がったら正職に就きたいと考えている。

【ペルソナ自身の課題や目標】
  現在の職場は環境も人間関係もいいので、しっかりと活躍していきたい。
  40歳になるころには課長になりたい。
  年齢的にも35年ローンを組むならできるだけ早く今のうちにと思っている。
  家はできるだけ庭が欲しい。バーベキューを家族としたい。
  お風呂はこだわりたい。特に眺めを重視したい。
  外観よりも内装が大事。

【批判的な意見や懸念材料】
  自分の年収で果たして家が建てられるのか?
  あまりセンスがないので、いい建築デザイナーに当たることを期待している。
  土地から探さないといけない。
  頭金がどれくらいあればいいのかがわからない。
  一度大手の住宅展示場に行ったが、住宅も価格も立派すぎて一度家を建てることを諦めていた。

  と、詳しく記載できればできるほど、いいペルソナとなっていきます。
ペルソナ像が映像として見えてくるくらいが望ましいです。

これがあると対象となるペルソナがどんな言葉に惹かれ
どんな訴求をすれば反応しやすいかが判断でき
WEBサイト制作の基準や目的がが明確になっていきます。

上記のペルソナ例でいけば、住宅ローンへの安心感が伝わったり
建築デザイナーの実績を紹介したり、大手住宅会社との違いを説明したりすることで
ニーズに合うWEBサイトができていくと考えられます。
 

3.まとめ

WEBサイトを制作する上で、とても重要なペルソナ設定。
無数に存在するユーザーの中から、ユーザーの立場やニーズを明確にすることで
獲得率が高まる質の高いサイトを製作することができるようになります。

ペルソナ設定はサイト制作だけでなく
今後の広告運用や、商品開発にも役立ちますので是非取り組んでみてください。  

ビッグコマースではお客様に寄り添い、WEBサイトの改善策を本気で考えます→